道路の幅員の調べ方?

 

道路幅員の調べ方は、簡単なようでいて、実は、難しい時もあります。

 

<道路幅員が確定しているとき>

 “道路の幅員”の調査では、道路境界が確定しているときは、道路幅員の計測した寸法と道路境界確定図に記載の寸法とが、おおむね照合一致しているかどうかを確認します。

 

 相違している箇所があれば、なぜ、相違しているのかについて、現地で、詳細を確認します。

 時には、道路の境界標が敷地内の奥深くに存在することがあります。

 そのような場合は、再建築時、その道路境界氷河存在する場所まで、敷地を後退させる義務が発生することになります。

 

<道路境界が確定していないとき>

 一方、道路幅員が確定していない場合は、道路境界標がある場合、左右の道路境界標が示す境界点の間の幅員を計測します。

 そして、道路境界から敷地後退部分がある場合は、後退部分の寸法を計測します。この寸法については、建築基準法上の道路として、その敷地後退が有効かどうかを調査する重要な調査ポイントです。

 つまり、敷地後退距離の算出に間違いがないかどうかを調べることになります。

 

<道路境界氷河見つからないとき>

 また、道路の境界標が見つからない場合は、現況の道路境界塀までの間を現況道路幅員として計測して、記録を残します。

 

 このようにして、道路の区域が特定されることにより、敷地の所有権の範囲が特定できることになります。

 大変ですが、頑張ってください。


 

 

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2025年03月06日