本日は、前回の続編です!
第4 のポイントは、簡易の現地調査表を用意します。
現地調査で疑問に感じたこと、気づいたりしたことを、そこに記入できるように、公図などを参考にして、敷地の形状と道路の形状を書いた図面をA4サイズにして用意します。
第5 のポイントは、調査の基本は「目視と簡易計測」です。
調査に必要な道具には、次のようなものがあります。
計測機器は、スチールメジャー5m用、50m用などが便利です。
最近では、レザー距離計が安価で精度も高いですね。
境界標を探索する際の家庭菜園用スコップ。
境界標の周囲を巻いている木の根っこを切るハサミ。
境界標のマークを確認するための清掃用ブラシ。
雑草を刈り取る草刈り鎌などがあると、現地調査には便利です。
第6 のポイントは、現地に着いたら、最初に、住宅地図、都市図や公図と照合をして、物件の所在地が一致しているかどうかを確認します。
その際、公図上の該当物件の位置を見る場合、現地は街路の角から何件目というように、公図と現地とを照合して、調査の対象物件の位置を特定します。
そして、近隣の住宅の表札を見て、住宅地図と現地とを照合します。
この確認をせずに、重要事項説明書に間違って隣地の物件情報を記載して、不動産トラブルになった事例があります。
最新版の「開発文書・現地調査方法基準(媒介契約書添付用)2025.1月版」及び
最新版の「開発文書・重要事項調査説明方法基準」(重説添付用)2025.1月版は、下記のエスクロー図書館に蔵書いたしました。
最新の資料をご利用ください。
ご希望の方は、エスクロー図書館にお入りください。
エスクロー図書館に蔵書しました。
「開発文書・現地調査方法基準(媒介契約書添付用)2025.1月版」
「開発文書・重要事項調査説明方法基準」(重説添付用)2025.1月版
「開発文書・特別依頼業務2024年11月11日改訂版」
「開発文書・契約内容不適合確認合意書」2024年11月版(告知書添付用)
「開発文書・売主の不動産情報告知書」2024年8月版
「開発文書・お客様のための取引のしおり」2025年1月版
「千葉市との協力文書・都市計画法・建築基準法その他法令の制限の概要」令和6年用
「開発文書・災害時にも対応する私道の念書」
「開発文書・初回の現地調査チェックシート」