自分が居住している土地は、実は、昔、処刑場だったとしたら、どう思いますか?
私の身近には、そのような不動産があります。
今では、3階建の店舗共同住宅が建っています。
昔は店舗併用住宅でしたが、私の知る限りでは、本屋さん、医院、ガラス技工会社など、転々と1年の間に、ぐるぐると入居者が入れ替わっていました。
市役所の古文書では、処刑場があった、と記録が残されています。
今では、そこを100mほど北へ移動させて、お稲荷さんが、まつられています。
バブル経済の最長期には、買い取り業者が購入しており、3年後には、その会社も倒産しました。
このような事態にならないためには、過去の土地の利用履歴を調べるしかありません。
法務局では、「旧土地台帳」を申請して入手することができます。
しかし、いつも、入手できるわけではありません。
土地区画整理事業などで、従前地番と底地地番の記録が消滅してしまった場合は、土地台帳を入手できません。
底地地番が分からなくなるからです。
これは、土地区画整理法に書類の保存義務、申請者へ閲覧させる義務の定めがないからです。欠陥法令です。
組合施行などでは、換地処分後に、組合を解散するが、これらの底地地番などの資料をほしい人がいたら挙げるか焼却処分にするかしかない、と土地家屋調査士は嘆いていました。
仮に、組合から資料をもらっても、ダンプ数杯分の膨大な量のため、その土地家屋調査士は、断念したそうです。
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