この度、「契約内容不適合確認合意書」の開発に成功いたしました。
契約内容の不適合に該当しないすべての事例を一覧表にして、当事者が合意する文書です。信義則上の合意文書ですので、いずれか一方が合意したくない場合は、その項目を二本線で削除して合意することができます。
これまでに、心理的な瑕疵に関する特約文は、部分的に、「不動産情報告知書」に、掲載してきましたが、実際の訴訟となった場合に、「このような事実までも想定していなかったので、合意したとは言えない」といった反論が出る可能性があるため、より、具体的にする必要がありました。
したがって、既に、発表している「不動産情報告知書」に特約をしている「心理的瑕疵(契約内容不適合)に該当しないことについての表記では、もしかしたら、説明不足を訴えられる可能性が残っています。
今回の発表は、「日本国内におけるすべての死亡の事例」について、その内容を具体的に説明をした上で、それぞれの事象について、「契約内容不適合」か、そうではないのか、を説明をしています。
つまり、心理的瑕疵と言われるすべての事象を具体的に説明をした上で、その中から、「あきらかに契約内容不適合に該当するもの」、
明らかに契約内容不適合には該当しないもの」、そして、「人の完成により判断が分かれるようなあいまいなもの」に分類をしました。
そして、「特約合意をしなければならないもの」を整理し、これらを、「当事者が、明らかに契約内容不適合には該当しないもの」とともに、「契約内容不適合には該当しないもの」として、当事者間で、信義則上の合意を得ることが、できる文書です。
以上のことを充足した文書が、「契約内容不適合確認合意書」です。説明が長くなりましたが、「エスクロー図書館に」に蔵書しましたので、現物をご覧ください。一目瞭然です。
本文書は、「契約内容不適合担保免責特約」の文書ではなく、「不適合そのものには該当しないことについての合意文書」です。ぎょすいゃが売主の場合も有効に利用できます。
ご希望の方は、エスクロー図書館にお入りください。
エスクロー図書館に蔵書しました。
「開発文書・契約内容不適合確認合意書」2023年11月版
「法令・2023.4.1施行・法務省通達 抜粋(買戻特約の抹消)
「法令・2012.4月施行・森林法・所有者変更届出義務パンフ 」
「開発文書・初回の現地調査チェックシート」
「開発文書・不動産情報告知書2023.7.15土地・古家付土地用」
「開発文書・不動産情報告知書2023.7.15土地・区分建物用」
「開発文書・不動産情報告知書2023.7.15土地・土地建物用」