旧紙公図の写しとは?

 法務局には、”旧紙公図”というものがありますが、ご存じでしょうか?

 

 和紙に書かれた地図ですが、現在の公図になるまでの原本に当たります。

 

 昔は、一般の人が、閲覧室に入って、直接、自分の目で確かめて、自分でコピー機の前まで行き、コピー機を捜査してコピーをしていました。

 

 そのため、人によっては、丁寧にあとお片付けができずに、どんどん痛みが激しくなり、破損する箇所も出てきたため、今では、閲覧は特別な事情がない限り閲覧はできないようです。

 

 こお和紙でできた“旧紙公図”は、明治初期から使用され、公図は450円ですが、旧紙公図は同じ費用で、カラーで証明書として交付されます。

 

 旧紙公図の申請書は、法務局の申請書記載カウンターには置いていませんが、緑色の地図の申請用紙を使い、所在地番を記載したすぐ下に、“(旧紙公図の写し)”とカッコ書きをして請求します。

 

 登記官の証明印のあるカラーの旧紙公図が交付されます。

 

 もちろん、旧紙公図などの履歴調査は、宅建業者の通常の業務ではありませんが、この旧紙公図には、宅地、畑、山林、墓地、池、田、沼、肥溜め、処刑場などと、過去に利用された経緯がそのまま記載されており、貴重な情報原になります。

 交付図面はカラーですが、費用は同じ450円です。

 

 図面の見方は、青く塗られた道は、”青道”と言って、排水路や河川を意味しています。赤井道は”赤道”と言って、もともと国の土地ですが、市区町村町に所有権は移行されています。

 

 そして色のない、道もあります。


 

 

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2024年03月19日