地中埋設物の確認調査の仕方!

 「地中に埋設されていたものがどのようなものであったか」などについて、取引対象地の現場を見ただけでは、わからない場合が多いというのが実感です。

 

 そこで、売主から、しっかりと聞き取りを行うことが必要になります。その際、過去に存在した建物の種類や用途によって、地中埋設物が異なってきます。

 

 例えば、調査対象地には、「過去にドライクリーニング店があって営業をしていた」という場合は、工業用の浄化槽が地中に埋設されており、通常の汚水のための浄化槽と異なって規模が大きいため、そのまま残置していることがあります。

 そうすると、完全な、地中埋設物となります。

 

 また、「旅館やホテルが建っていて、営業をしていた土地」という場合には、「地中に貯水槽や重油・灯油などのための地下タンクを埋設していた」ということが想定されます。

 

 このように、売主から過去の土地の利用状況を聞き出せるときは、地中埋設物の可能性を知ることは容易です。

 しかし、売主がその土地のことについて、ほとんど知らされていない人の場合は、「建物の履歴調査」をする方法があります。

 (次号へ)

 

 

 

 

 ご希望の方は、エスクロー図書館にお入りください。

 

エスクロー図書館に蔵書しました。

「開発文書・売主の不動産情報告知書」2024年2月版

「開発文書・契約内容不適合確認合意書」2023年11月版

「法令・2023.4.1施行・法務省通達 抜粋(買戻特約の抹消)

「法令・2012.4月施行・森林法・所有者変更届出義務パンフ 」

「開発文書・初回の現地調査チェックシート」

「開発文書・不動産情報告知書2024.2.10土地・古家付土地用」

「開発文書・不動産情報告知書2024.2.10土地・区分建物用」

「開発文書・不動産情報告知書2024.2.10土地・土地建物用」

 

2024年02月16日